Credits
PERFORMING ARTISTS
SUKISHA
Performer
COMPOSITION & LYRICS
SUKISHA
Composer
Lyrics
空き缶だらけのゴミ捨て場で
彼女と腰を振る夢を見た
飲み干して見えたのはデマゴーグ
低い純度 安っぽいエタノール
目を覚ますたびに薄まる記憶は
遠くなる遠のいてゆく
痛みを感じないのは強がりじゃないし
未来は不確かなんて尚更言いたくもない
死体のように暮らした昔に意味なんてないし
蓋したアルコールランプに火が点く
あの星の輝きも
蛇の道をいく蛇も
釈迦の手のひらの上
呑み下した幸せも
彼女の涙さえも
釈迦の手のひらの上
こぼした分だけ少なくなる
液体に似た気体のようなそれは
どれだけ完璧にすくっても
戻れない幕切れの停留所
愛しささえもくすんで見えるの
漏れなく吸い取ったはずのスポンジが
色気なく飾り付けるイリュージョン
苦味の無い遊びならする気もないし
被害者ぶったガキなら相手する暇もない
誓いを契って守れる決まりなんてないし
楔が穿たれた胸の辺りを撫でる
空き缶だらけのゴミ捨て場で
彼女と腰を振る夢を見た
愛しささえもくすんで見えるの
あの星の輝きも微睡みを抱く街も
釈迦の手のひらの上
伝えそびれた言葉も
待ち惚けの夕陽も
釈迦の手のひらの上
幻を見た春も
過去を捨てた真冬も
釈迦の手のひらの上
安らぎに満ちた寝顔も
届くはず無い望みも
釈迦の手のひらの上
不安を取り除く手立てが見つからないよ
不安を取り除く手立てが見つからないよ
不安を取り除く手立てが見つからないなら
せめて踊ればいいさ
釈迦の手のひらの上で
Writer(s): Sukisha
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